岡山大学 組織機能修復学分野

論文が受理されました(PRRX1)

以下の論文が受理されました。
上甲さんががんばってくれました。尾崎先生、中田先生、ご縁をありがとうございます。
PRRX1は未分化間葉系マーカーですが、骨肉腫患者サンプルでは、その発現レベルと予後が相関していることを見出しました。それからは、ヒト肉腫株を集めるところから、KD株の樹立・解析というスタンダードな流れと、BulkRNAseq解析(中村先生)を利用したConnectivity Map analysisという手法を使っての新しい化合物の同定につなげることができました。

今後は、そのメカニズムの解析・創薬targetとしての可能性に切り込めていければと考えています。
ご協力いただいた先生方ありがとうございます。

Ryoji JokoDaisuke Yamada, Masahiro Nakamura, Aki Yoshida, Shota Takihira, Tomoka Takao, Ming Lu, Kohei Sato, Tatsuo Ito, Toshiyuki Kunisada, Eiji Nakata, Toshifumi Ozaki, Takeshi Takarada (2020) PRRX1 promotes malignant properties in human osteosarcoma. Translational Oncology, in press.