岡山大学 組織機能修復学分野

論文が掲載受理されました!

Tomoyuki Ota, Tomoka Takao, Ryosuke Iwai, Takeshi Moriwaki, Yohei Kitaguchi, Yuki Fujisawa, Daisuke Yamada, Yoshihiro Kimata, Takeshi Takarada. (2023) Fabrication of shape-designable cartilage tissues from human induced pluripotent stem cells-derived chondroprogenitors with cell-self aggregation technique. Biomed Mater, in press.  

軟骨形成能を維持した状態で拡大培養できてヒトiPS細胞由来の肢芽間葉系細胞(Nature Biomedical Engineering, 2021)と、岩井先生(岡山理科大学)の開発されたCAT技術を利用して、色々な形状の軟骨組織体を作ることに成功したよ、という論文です。太田先生(岡大形成外科)が非常にがんばられました、忙しい中論文まとめて、ほんと立派です。AMED(技術開発個別課題)に採択いただき、それのご縁で木股先生(岡大形成外科)との共同研究が始まり、太田先生が臨床業務に忙しい中、立派に論文まとめていただきました。森脇先生(弘前大学)にも強度試験において大変お世話になりました、本当にありがとうございます。この論文は、うちの細胞源が、色々な形状の軟骨組織体を作ることができることを示すことができた点で、他のいろいろな再生医療研究の基点となるような仕事となります。、今後の展開に向けて課題は山ほどありますが、ひとつづつ丁寧に対応できたら、とおもいます!